旅してトボトボ

思いついたらなんか書く

パプアニューギニアからの眺め2

データ整理のためにも、向こうで書いた日記をそのまま起こしていきます。特定の人以外にはとてもつまらないかもしれませんが、その場で書いた日記のほうが臨場感がでるのではと思うのです。手抜きといわれればその通りですw

12月10日(土)
12:30羽田着。京急の電車で成田へ。1560円。直行バスの半額。15時成田着。プレペイド式のクレジットカードを売っている場所を探す。(以前から、プリペイド式のクレジットカードに目をつけていた。マスターカードの分は手に入れたが、VISAカードも予備で持とうと考え、空港で探した。)成田にはVISAカードは売っていなかった。空港の郵便局から埼玉の祖母にダウンと携帯などを送る。800円。(余計な荷物を減らすため。日本は冬。ニューギニアは夏。)19時チェックイン、手荷物検査、出国手続き。全く日本のお土産を持っていなかったので、武士の絵柄の入ったしおりを買う。名前と住所を書いて名刺代わりに使おう。21:05、PX55便出発。CAの1人が、片言に日本語でアナウンスしている。CAはみんなPNG(パプアニューギニア)の人。日本からPNGに行く客がかなりいてびっくり。

12月11日(日)
04:30ポートモレスビー着。日本人客のほとんどは乗り継ぎで、PNGには入らないみたい。ビザを日本では取得しなかったため、空港でとる。入国審査のすぐ前に、移民局が事務所をかまえていて、100K(キナ)=4000円くらいで観光ビザ(2ヶ月)が取得できる。ビザの支払いはドルも使えるかと思ったが、キナのみ。早速ATMで換金。移民局で1ヶ月ビザの延長の交渉をする(3ヶ月滞在する予定なので)も、今日は役所があいてないから、月曜に役所の移民局へ行けといわれる。英語の「extend」がわからなくて苦労する。勉強足りなさすぎ。日本人のおばちゃんが現地の職員に日本語で「向こうにいけばいいの!?」と聞いている。さすが。06時、空港で明るくなるのを待っていると、警備員が話しかけてくる。事情を話していると「大使館に連絡しろ」とか「うちにこないか」とか言われる。言葉のわからない日本人がいるというので人が集まってくる。最後に日本人が空港付近で働いている日本人がよばれてきた。旅行会社の人。「なんでこんな時にきちゃったの?」という感じの応対だ。安い宿(100k)を教えてもらったが、空きがないようだ。それ以上となると、300Kからになるようだ。高いのであきらめる。彼は、連絡先を僕に教えて忙しそうに去っていった。さらに待っていると、Air Niuginiの日本語スタッフ(現地人)が話しかけてきた。しばらく話して、いるとうちに泊まらないかと誘ってくれた。名前はポール。29歳。奥さんと子どもが1人いる。良さそうな人なので、おうちにお邪魔することに。12時の仕事終わりを待って、一緒にタクシーで自宅へ。ポートモレスビーはだいぶ都会で、車がたくさん通っている。ガーデンヒルというところでタクシーを降りる。コンクリートで舗装された道をはずれ、丘をのぼる。町の人が注目している。外人がめずらしいのだろう。しかし、ポールはよく困っている外人を家に泊めているらしく、前にも3〜4人程泊めたことがあるらしい。到着。奥さんと子どもがいる。家は木造で、屋根はトタン。電気と水道をひいている。Air Niuginiで働いている分、待遇がいいのだろう。周りの家には電気や水道はないみたい。13時洗濯をさせてもらう。トタンの台の上で石鹸で洗う。部屋を丸ごと一つ貸してもらう。15時、ポールとラケル(奥さん)オベット(子ども)とスーパーマーケットへ。歩いて10分ほどのところにあり、9時からあいているらしい。一通り物が買えるが、野菜、肉、共に高い。地元のかぼちゃは安くて一つ2k(80円)。他の野菜は10k以上ざらにしたりする。山の方から輸送したり、輸入したりするため、高値になるようだ。レジで100kだけ払う。全部で180kぐらいしたようだ。17時帰路へ。途中マーケットでポールにビンロウを勧められる。えぐい。疲れのせいか量が少なかったのか、効果は特になし。途中、アロタウ(東の端の地方都市)出身のポールの友達と遭遇(渡航前からアロタウへ行こうと計画していた)。宿などの情報を教えてもらう。彼は日本に興味があるらしい。17時半、帰宅。フロへ。ドラム缶のようなものに水がはってあって、そこから水をすくってかぶるのみ。お湯はない。ちなみに、トイレは庭に穴が掘ってあって、周りをシートで囲って隠している。暗いので蚊がでる。大はここで。小はそのへんで。部屋でくつろいでいると夕立が。ポールはじゃがいもを剥いている。ラケルも夕飯の支度をしている。子どもが超元気で、暴れまわっている。19時夕食、日本の写真をみせる。ポールも日本に行ったときの写真をみせてくれた(ポールは以前日本に行っていて、日本語学校にも通っていたらしい。)明日僕の世話をしてくれるという若者を紹介される。名前は「カフェ」。18歳。みんなで夕食。21時就寝。夜、夫婦は何かを相談している。