2016-01-25 雪の中で想う。 雪が僕の街を覆った。ただ、その景色をニューギニアやソロモンやサラワクの彼らにみせたくてFBに書き込みをした。彼らは一度も雪をみないまま一生を終えることも多い。 僕のお世話になった、小さな島のおじいさんの体調が優れないという連絡が続けざまにはいっている。雪が、僕とおじいさんのいる場所の遠さをいっそう強く感じさせる。「祈る事しかできない」悲しみとも悔しさとも、もどかしさともいえない感情が心の中で黒く、重く、雪とともに僕の足をとる。 白い世界のなかで、青い世界のことをただただ想った。